おる

おる
I
おる【下る・降る】
II
おる【愚る】
ぼける。

「おのづから~・れたる事こそ出で来べかめれ/源氏(乙女)」

III
おる【折る】
(1)紙・布など平面状・線状のものを鋭く曲げる。 また, 曲げて重ねる。

「端を直角に~・る」「千代紙で鶴を~・る」

(2)固い, 線状・棒状のものを曲げて切り離す。

「木の枝を~・る」「足の骨を~・る」

(3)(自分の体を)深く曲げる。

「膝(ヒザ)を~・る」「腰を~・る」

(4)それまでの強い気持ちや態度をかえる。

「我(ガ)を~・る」「節(セツ)を~・る」

(5)(波などが)幾重にも重なる。 自動詞的に用いる。

「白波の八重~・るが上に/万葉 1168」

‖可能‖ おれる
︱慣用︱ 話の腰を~・筆を~・ペンを~
IV
おる【織る】
(1)経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を一定の規則で交差させ布を作る。

「機(ハタ)を~・る」「帯を~・る」

(2)藺(イ)・竹・わらなどを縦横に組んで布状のものを作る。

「筵(ムシロ)を~・る」

(3)いろいろなものを組み合わせ, 一つのものを作り上げる。

「物語を~・る」

‖可能‖ おれる

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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